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ネジの話

某所でネジの話が出たので少し書く。

ネジは文化の流れをそのまま示していると思って良い工業
製品。何故そのサイズなのかを考えると面白い(本気)。

例えば自転車。
驚くほど規格がぐちゃぐちゃなのですが、その理由は世界
で同時に別々に発達したからという単純な理由。
それが解れば簡単。
目の前の自転車をみつつ、作った国の人と時代を想像する。

英国規格、仏蘭西規格、伊太利亜規格、がいまだに混在。
日本のJISは英国規格に準拠。
インチねじでも並目・細目がありウィットもある。
今でこそインチがISOでまとまったけれど、昔は英国インチ
と米国インチが混在。
英国の古いBA規格とか出てきたら意味不明(カメラとか
に使っているBAネジがまだ有ります)。
日本の自転車ネジはBC規格という英国流の寸法が基準。
日本のBCは英国インチに基づいたJIS規格。

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世界地図にネジ規格の流れを書くと、工業製品の進出経路
が見えてくる。
業界の標準は、外から見ると標準では無い場合が多い。
何事も異業種交流が必要な理由がこんなところにもある。

知る理由が無いとか、知るメリットが無いと言われると、
身も蓋もないのがネジの話。

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