クライスラー買収を考える

昨夜ふと考えた話。

クライスラーと言えばフォードと並んでアメリカの自動車時
代を築きあげた大メーカー。

それが　約9000億円で　「投資会社」にたぶん買収される。
クライスラーのもつ有形・無形・歴史　資産を全部まとめて。
時代の流れだとはいえばそうだけど、、、

だって　トヨタの今期利益は　「2兆円」
　　　　　　　　　　　企業総資産ではなく単期利益だけ。

少し悲しくも有り、日本人として誇らしくもある。

クライスラーの車を買うか？　と問われると、

クライスラー・ダッジ・JEEPのブランド全部を考えれば

今度のJEEPのルビコンモデル は乗ってみたいと思う。

それ以外の乗用車に乗ろうとは決して思わないのが現実。
毎日乗る実用車にクライスラーを選定する気はまったく無い。

そうは言っても、トヨタも欲しい車は「新車では」全く無い。
ランクルが80→100になった時点でもう魅力は無くなった。
根性を入れたスポーツカーを作ってくれれば話は違うが。

と言う事で、クライスラーは現時点で1台欲しい車があるので、
トヨタより私にとっては企業価値が十分大きいと言うことは間
違いない。

　　　　　　　　お金があったらクライスラーを買う。

10000台のレクサスより1台のJEEPルビコンが良い。
しかし、それは投資ではない。お金をドブに捨てるような事かも
しれません。

数十年たった後、

トヨタの車で人の記憶に名を残すものがあるのか、、、
クライスラーグループなら何か残してくれるかもしれません。

トヨタは利益は残るが、記憶には全く残らないでしょうね。

営業車を買うならカローラバンかハイエース。お金を稼ぐ
ためには企業の選択肢はそれしかない。

でも、喜びや楽しみを買う趣味の車は　「トヨタ」以外で。

と言う、くだらない話を考えてた昨夜・・・　（笑）

しかし、9000億で「クライスラー本体部門」だけを買うのならば
未来は無いとも思った（笑）

補足：16：30
2007年5月14日、ダイムラー・クライスラーはクライスラー部門を
アメリカの投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントに55億
ユーロ（約9000億円）で売却することで基本合意に達したと発表
した。
とあるので、ダッジ・JEEP・クライスラー全部まとめて9000億ですね。