刀傷
最近の車の内装のように、トリム一体型の樹脂ピンや樹脂クリップ
で固定されている部品の場合
「ピン、クリップ が損傷する事」は素人作業だと逃げられない。
とくに冬場で樹脂が堅くなっているときはなおさらです。
一度工場で組み立てられた内装部品(トリム類)はできる事なら
その車を廃車にするまで一度たりとも外したくは無いのが心境。
とは言ってもそれで済まないのがディーラー装着純正部品。
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傷をつけたくないからといって、ゆっくり外したいためにむやみに
リムーバーを突っ込むとリムーバーで相手の樹脂を傷つける。
ピン位置と固定方法がわかった上で「手と力で」外すのが基本。
私のような素人がリムーバーを使う際は「クレジットカード等で
あて傷対策」を十分考えた上でじっくり作業しないとたくさん傷を
つけるハメに陥る事が多い。
自分で作業する場合は入念に時間をかけて作業すれば良いのだけど
ディーラーのサービスマンはそうはいかない。ある程度作業時間を
守る必要はある。そしてそのためのリスクは「経験と腕」でカバー
してもらうしかない話。
メーカーの設計は「何度もバラす事なんて考慮してません」から。
そうは言っても 気が抜けた瞬間、、
刀 傷 が 入 る 。
手に何かを持ったまま作業したのかもしれません。
もしくは、リアのトレーを外す際勢い余って激突したのか。
原因が何にせよ、
クレームでトリム交換とあいなりました。
誰しも自分でつけた傷は泣いて自分を許すしかないが、
<他人につけられた傷>は何が理由でも勘弁できない。
掃除するたびに腹が立つ原因となります(笑)
個人的には「取り付けネジ」なんて見えても良いから
誰でもちゃんと組んで、何度でもバラせるネジ止め部品が
一番良いなぁ、、とあらためて思う次第。
樹脂なんて「作ったその日から劣化が始まる部品」なのだから、
樹脂のはめ込み構造なんて信用できません(笑)
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コメント
>掃除するたびに腹が立つ原因となります
うんうん(笑)。
投稿: ストーン | 2008年1月14日 (月) 10:17
車はここ10年でものすごい進化を遂げたと
言われてますが、内装の固定方法だけは
昔と何も変わらないですね。
ホント進化無し。
車業界でも定説のお話ですわ。
投稿: abit | 2008年1月14日 (月) 10:23
>進化無し
粗悪な某国製固定ピンが増えたので退化した
メーカーもありますね(笑)
車を買うたびに「変な頭の工具」を買うのは
趣味だから良いけど(笑)もう少し機械
寿命を考えたメンテのしやすさを考慮して
欲しいものです。
投稿: 高橋@works | 2008年1月14日 (月) 12:20