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ビフォーアフター長屋シリーズ

田舎の人間にとっては隣と壁を共用する木造長屋を買うという行為
が理解出来ない。
京都の長屋なんて何処を見ても信じられない建築物。
なにせ建て替えられない、修理も大変、隣の責任で買った家が壊れ
るかもしれない「リスキーな運命共同体」。

長屋を買ってでもそこに住みたい理由があるような場所には
便利さ以外の歴史的魅力を感じます。
だから、毎回興味津々で見てしまうのが木造長屋シリーズ。
多くの制限の中で仕上げる事が知恵の見せ所。

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昨夜の放送。

長屋が新しかったので何の感動もありませんでした、しかし
木を金具と木ねじで組み立て耐力壁代わりにダンパーを設置。
もう私の頭ではついていけません。
木に金具を木ねじで取り付ける構造にどれだけの信頼性を見て
いるのでしょうか、謎です。

物を繋ぐ原則は同じ部材。
熱や湿気による膨張収縮、違う部材は常に状況が変わる。
鉄には鉄。
木に木。
木に鉄ならコの字型の金具に貫通ボルトなら理解出来る。
例え貫通ボルトが緩んでも金具は絶対に外れない構造が基本。
平面に木ねじと平面金属金具は職人が作る木造住宅の作り
方とは見ていて信じられない場所が増えた。

現代の家は自分の為だけの消耗品です。

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