« ガソリンスタンド | トップページ | 遊び方の変化 »

miniのボルト

miniのハンドルを外そうとして目の前にある巨大なナットサイズが少し微
妙な事に気がついた。
さし目33mmと思ったけれど調べてみると 1+5/16”(約33.33mm)。
ヘインズのマニュアルによれば、年式によると 1+1/8”(約28.57mm)も
あるらしい。
モンキーレンチで回せる構造ならそのまま外すのだけど、ソケットしか入
らない構造なので、寸法が合う工具を用意するしかない(二回目使う事が
あるとは思えませんが)。

巨大なインチサイズソケットを捜すのも大変なので、ABITさんに丸投げ。
ついでに持っていなかったインチサイズの首振りギアレンチも手配。

 ・
 ・

ハンドルの角度(チルト角度)をオリジナルに戻そうとして驚いたのは、
ステアリングシャフトにユニバーサルジョイントが付いていない構造なので、
ステアリングラックごと回す必要がある事は予定通りなのですが、ステア
リングラックは単純に鉄板一枚の運転席助手席のフロアに1/2”のUボルト
2本で固定されているだけの超簡単な構造。
Uボルトを緩めると、ステアリングラック全体が自由に動くので、当然ステ
アリングセンターもずれる。
逆から見れば、素人でもどうにでも調整出来る素晴らしい仕組み。

この車は1970年頃から「壊れたところ」と「新しい規制に合格出来ない点」
以外の設計見直しはしていないと推測されます。
改良(当然改悪事例も起きる)を良しとする日本人とはある意味対極。
今で問題が無いならより良くする事(余分な事)を考える必要は無い。

これをして英国人気質って言うのでしょうね(笑)

|

« ガソリンスタンド | トップページ | 遊び方の変化 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ガソリンスタンド | トップページ | 遊び方の変化 »