改善
雨の日に代車でTT(2014)を借りていたので、小さな改善に気がついた。
収納式スポイラー部側面を覆う黒いゴムの雨樋。
私のTT(2007)には装着されていません。
これは隙間をふさいで風切り音を減らしたり、空気抵抗を減らして燃費向上
につながる機能部品ではありません。
機能目的は雨樋です。
ゲートを完全にはね上げて開いた時、樋からあふれてこないように部分的に
形状を変えた造り。
雨の日(洗車後も同じ)にリアゲートを上げた時、私のTTだと収納式スポイ
ラー部にたまった水がほぼトランクの中に流れる。つまり、ゲートを開けた人
は濡れるしトランク内の左右部分はびしょ濡れになる。
雨に濡れない屋根の下でゲートを開けても、トランクの荷物は必ずびしょ濡れ
になる驚きの設計。
改善された雨樋付きTTは、このゴムが貼り付けてあるだけで、収納式スポイ
ラー部にたまった水をほぼ被らなくて済むように改善されている。
冷静に考えると、日本車だったら発売前に気がついて対策している事。
不細工だけど便利なので、部品で取って貼り付けようかと一瞬考えましたが、
樋の中に流れ込んだ黄砂や花粉汁の掃除が面倒になるので、今まで通り濡れ
る事を選択。
雨の日は、ゲートが半開き以上開かないように手で押さえるのが7年で身に付
けた技術(笑)流れてくる角度があるのです。
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ちなみに、
昨日交換したチャコールキャニスターも対策品になっているらしい。
前回交換した品は対策前の製品との事。
改善は日々積み重ねられているようです(激しいコストダウンも含む)。
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