柔軟剤
暴力的な臭いがする柔軟剤はいまだに需要があるらしく、
洗剤のセットにはもれなく入っている事が多い。
全自動洗濯機だと液体洗剤とセットで扱われる所まで一般化したので、
「柔軟剤は使用しないで下さい」と言うタグを稀に見るようになった。
柔軟剤は大げさに言うと表面コーティング。
吸水+速乾+肌触り等をうたう「高機能素材」とは相性が良くない。
相性が良くない=満足な性能を発揮できなくなる のですが、
そんなことをいちいち気にする人は少なく、
柔軟剤は洗剤と同じ量売れる。
スーパーに行くと、洗剤の種類と同じくらいの柔軟剤がある。
この状況は、
風呂場に液体シャンプーが登場し、
同じ数だけ液体リンスが登場したのと良く似てる。
シャンプーとリンスも同じ数が売れる商品。
強烈なシャンプーには強烈なリンスやコンディショナーが良く売れる。
リンスにしろ柔軟剤にしろ、商売になると気が付いた人達は偉い。
無くても事が足りるのに、多くの人に「必要」と感じさせ買わせる。
これこそ水商売。
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