YS11
最後のYS11が処分されるとのニュース。
JAXAに売却された機体が90万円だったと言うのにも驚きますが、
最後の1機が処分されるニュースはなんとも悲しい。
戦争に負けて、
色々な物が処分された状況で、
当時の設計者が知恵を絞って作り上げた国産飛行機。
高いお金を払って図面を買って作った品とは訳が違う。
お金を払わず、意味を理解せず、丸写しする国とも訳が違う。
計算尺で計算していた時代、
設計室に冷暖房が無かった時代、
湿度で伸びるトレーシングペーパーに手描きしていた時代、
そんな時代に設計された品は、性能以外の何か違うものを感じてし
まうのが昭和世代の性。
それはさておき、
技術者の夢満載のYS11ですが、
今回一番気になるのは、
仮に格安で落札しても、
飛行場が無ければ受け取れないし、
飛行場に飛ぼうとしてもこのYS11は飛ぶ事が出来ない、
どうする??
謎が多い。
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