経営判断
新型コロナで売り上げは格段に減ったけれど、
従業員を解雇せず、
会社が頑張って従業員に休業手当を払い、
「雇用調整助成金」を使う。
問題は「先が見えるかどうか」という点。
先が見えない場合は、従業員を解雇して、
「雇用保険の失業給付を受けてもらう」。
期間と休業手当の社内規則次第ですが、
従業員の手取りは後者が多い。
経営者の負担も後者が少ない。
どちらを選ぶかは「現時点の負債次第」
負債が大きい会社は、一度社員を切ると再ス
タートが切れない。切ると会社は存続不可能。
先は見えなくても、借りられるだけ借りて、
少しでも問題を先送りするしかない。
仮に先が遠くなり借金が膨らんで破産しても、
従業員にかける迷惑は同じ(多分)。
負債が小さい会社は、直ぐに会社をたたんで
も被害が無いので、従業員解雇が簡単。
その場の損得だけで考えるとこういう流れ。
これって、
「国民年金」で生活するより、
「生活保護費」で生活する方が、
お金が楽という話に近いかもしれない(私感)
・
日本人の美意識は日々変化していますが、
日本人らしい経営判断に期待します。
会社の資産=従業員 ですから。
| 固定リンク
コメント