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情報と相応の価値

インターネットで簡単に検索出来る様になって、
何が変わったと言えば、
「情報」や「成果物」への対価の感覚が酷くなった。
多くは言いません、腹が立つから(笑)

例えば、打ち合わせの席で、
下請けとして「アイデア」をホワトボード
に描く事は多いですが、その情報は「私の」
設計経験の「成果物」です。
さらっと数秒で描くポンチ絵でも、
そこに至るまでの経費は独立後30年分です。
年間1000万円とすると、3億円のお金を費やして手
に入れた情報と知識の成果物です。
さらっと描いたその絵は10万円かも、100万円かも
しれません。正しく言えば「高価なプライスレス」。
全ての情報には妥当な価格があります。
情報の価格が解らない人は、相手に情報を求めては
いけません。それが礼儀。

インターネット上で良い情報を手に入れたら、
その人の本を買う、
その人のCDを買う、
その人の有料メールマガジンにお金を払う、
その人が経営する店にお金を落とす、
手段が無ければお礼のコメントを残す。
Webライブなら、インターネット上で「投げ銭」する。
これらは当たり前の話。
新型コロナ騒ぎのお陰で、音楽家のライブ演奏映像に
投げ銭をする必要性は、皆が解ってきたのは良いこと。

 ・

ソフトウェアを不正コピーして使っている人達には、
この理屈は解らないと思います。
私の気持ちは、
訴えられて、罰金取られてしまえ!というのが本音。

全ての物に「相応の価値」がある事を忘れずに尊重する
事を心がけて欲しいと願うばかり。
頼むぞ未来の大人達。

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