値段の妥当性
昭和の鬼才「山本寛斎」氏が亡くなられた。
ご冥福をお祈りします。
洋服ではまったく縁がありませんが、
JB23ジムニーには、
「KANSAI」という限定車があった。
実は、ちょっとだけ迷った車。
KANSAIの発売が1999-06月なので、JB23-1型。
ジムニーで山本寛斎デザインの限定車はこれだけ。
機能的な追加は何も無く、色とデザイン変更だけ
で、ベース車(XC)の15万円高。
山本寛斎とは言え、色柄だけではさすがに割高。
結局私は翌年に2型XCモデルを購入。
その後スズキは、
春の限定車=ランドベンチャー
秋の限定車=ワイルドウインド
の二車種を定期的に発売。
こちらは機能的なもの(シートヒーターとかドアミラー
ヒーター等)を追加装備して、標準車より少しお得な
価格で販売。
「KANSAI」ジムニーが、標準車の5万円高くらい
だったら、カーキ色の綺麗な外装があったので、
もう少し売れていたかもしれない。
物の値段ほど難しい物はない。
安いからと言って買ってくれる訳でもない。
値段の妥当性が重要。
先日発売が始まった新型ランドローバーをして、
「安い」というのは間違いで、あれは妥当。
レンジローバーが無駄に高いだけ。
・
ディフェンダーは安いが、
レンジローバーは高い。
ランドクルーザーは安いが、
プラドは高い。
ジムニーは安いが、
ハスラーは高い。
N-VANは安いが、
N-BOXは高い。
単純な話、
必要だから買う品と、
欲しいから買う品の違い。
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