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急ぎすぎ

文章を書いてお金をもらっている人は、読んでもらえるような
記事を書く必要がある。
その記事は、広告主を機嫌良くさせる必要も有る。
しかし、
「広告主が喜ぶ記事」こそが、仕事の声がかかる世界なので、
文章の中に欠点を批判しつつも全体でみると良い評価になる
文章が喜ばれる。

現実を見ると、
「広告主を喜ばせるだけの文章」
「何も伝わってこない独り言のような文章」
「個人的主観だけを伝える文章」
大きくこの3つに分類される。

時々、
「奥歯にものが挟まる言い回し」を絶妙に使う人はいるが、
あれは、書いた人の文章を「賢い編集者が丁寧に修正」した
であろう良く練られた文章。
本来出版は全てそうあるべき。
練っていない粗いWeb記事ばかり書いていると、
日本語力がどんどん落ちていく。

昔出版社が漫画家を抱え込んでいたように、
出版社がライターを抱え込める仕組みにならないと、
駄目かも知れません。
ライターの記事単価が安いから書き飛ばされる。
それを十分に添削するお金と時間が作れない。
結果記事のレベルが下がる。

製造業が中韓に生産拠点を移し、
安かろう悪かろうの製品がふえたのと同じ。
良い物は手間がかかる。
良い物を見ないと技術力は向上しない。

何事も、急ぎすぎると平均点が下がる方向になります。
人を育てるには時間がかかる。
育てないと未来は無い。
歳をとった人は、表舞台から消えるタイミングも重要。
いつまでも顔ぶれが変わらない世界に未来は無い。

急ぎすぎないで。

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