歴史教育
愛媛県には「坂の上の雲ミュージアム」があるので、
司馬遼太郎の作品は「小説」だと理解している人が
多いはずだけど、驚くことに「史実」だと思っている
人が多少なりともいるらしい。
司馬遼太郎は従軍経験があり、旧日本軍を憎んでいる人。
だから、あれらの小説が生まれたのに。
これは全てTVドラマの罪。
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たとえば、
大藪晴彦が満州から財産を持って安全に日本に帰って
きていたら、「野獣死すべし」は書けない。
「野獣死すべし」を史実だと思う人がいないのは、
「仲代達也」と「藤岡弘」と「松田優作」の映画が
あったから(木村一八作品は除く)間違えない。
という事で、正しい歴史認識や正しい旧日本軍の
知識をもってもらうには、司馬遼太郎ドラマの
表現方法を少し改めるべき。
まあ、似たような話は「まんが・日本の歴史」にも
感じられます。
世界中のどの国も、自国の歴史教育は難しい。
あ、
日本には、
ガンダムと、
ドラえもんと、
ゴルゴ13は存在します。
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