ルパン祭り
WOWOWのルパン祭り。
ヤマザキのルバン祭りの話じゃない。
1978年「ルパンVS複製人間」
当時5億円を投入したアニメとは思えないほど、
メカデザインが酷い。
基本デッサンすら無視している作品。
作品がほぼ出来上がってから大塚さんがチェック
したときは、きっと意識朦朧になったはずです。
作画監督のクレジットを消して欲しかったはず。
翌年公開の
1979年「ルパン三世 カリオストロの城」
圧倒的メカデザインは、
宮崎駿監督の初作品という事もあるが、
前作デザインが全て不満だった大塚さんの腕。
こちらも製作費は5億円。
大人の事情(想像)でルパン祭りには不参加作品。
同じ5億円にも拘わらず、これだけ違うと、
作画監督(大塚さん)と、
映画監督(宮崎駿さん)の腕が凄いということ。
というか、
5億円というお金の使い方を改めて考え直すレベル。
そして最新作の「ルパン三世 THE FIRST」
目を覆いたくなるCG作品。
ストーリーは大風呂敷を広げたが、全てがとても単純で、
最初の10数分で結末の方向性が見えてしまう。
それが見えると、3D-CGにしか興味がいかなくなり、
CG=コストとの闘い なので、アラばかり目に付く。
世間の評判はさておき、やらなきゃよかった作品。
どれをみても、1979年のアニメ作品に遠く及ばないのが残念。
「カリオストロの城」が圧倒的すぎるからどうにもできない。
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