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EV補助金

来年度EV補助金を80万円に増額するとかいうが、足りない。
もともと意味が分からないディーゼル減税を止めるのは正解。

最近は、軽四自動車が200万円を超える時代。
EVが奪うべき市場は軽四自動車の市場。
EVを外で(出先で)充電して使おうなどと考えることが
ありえない現状なので、奪うべきは単純に軽四市場。
だから、補助金の額は安いEVが軽四相当価格になるところ
まで突っ込まないと成果は上がりにくい。
しかも、
EVは車2台持ち家庭前提で、2台のうちの片方を奪うという
形が正しく、マンション世帯は相手にしていないと言い切
らないとだめ。
「戸建て住宅所有者で、車2台持ちの片方をEVに」
それ以外の顧客は新しい電池や新しい充電方法が登場しな
い限り無理。

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人間が石油製品に依存する限り、車だけをEVに変更しても
それは単なる自己満足。
都会でEVに乗るのは「戸建て住宅に住んでいますアピール」
だけなのかもしれません。
法人所有EVは軽四よりお得になるとか、法人登録のカンパ
ニーカー扱い特別枠を作るとかすれば、少しは増えるかも。
とはいえ、国策的にEVを増やすメリットは無い。

なにより一番肝心なのは、
日本は「石油が止められた時」即座に全部の原発で発電量
を賄えるようにしておかないと未来が無い。
本当に無い。
有り余るほどの原発発電能力があってこそのEV。
向こう50年ほどの原発燃料国内在庫を確保してこそのEV。

なにせ日本には経済活動を支える地下資源の見込みがない、
これは近い将来に解決できる問題ではないのだから真剣に。

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