差が減らない理由
ホンダとヤマハの二輪生産数の差が減らない理由
はとても単純。
ホンダの4サイクルスーパーカブに対抗した商品が
ヤマハの2サイクルメイトだったこと。
そもそもは、1960年台ヤマハの戦略ミス。
世界中どこでもほぼノーメンテでも走れるカブと、
もれなく2年ももたずに調子が悪くなるメイト。
一部変態さんにはホンダよりもパワーがあるという事
で人気はありましたが、パワーの持続力が2年足らず
なので高評価につながらない。
手間暇を惜しまない人じゃないとだめな構造。
その後メイトも4サイクル化したけれど、古いホンダ
のエンジンに遠く及ばず。
能力では勝負にならないので、チェーンを止めシャフ
トドライブを投入するも低出力エンジンに重量駆動系
を装着するメリットは無かった(誰もが納得)。
1970年前後の評価を取り戻せないまま、
ブランドが確立したのだからホンダに追い付けない。
ホンダ以外のカブデザインのバイクは、
「似た形の性能が低い二輪車」というイメージ。
それぐらいスーパーカブのエンジン設計は神のなせる
技だったという事。
差が減らない理由は、本田宗一郎が神様だったから。
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