質屋と反面教師
小学生の頃初めて買ってもらったラジカセは、
中古の質屋商品。
質屋です。
正確な値段は覚えていませんが、3万円台後半。
昭和49年とか50年頃、新居浜市内にも少し大きい
電気屋さんが2店(エイコーと四国電業)あった
時代です。それを横目に見つつ、昭和通りの質屋
さんで買ったわけ。
・
物の情報を知っている私の目で見ると、
決して安く無い値段。しかし、うちの親は
「質屋商品は必ずお得で安い」と信じているの
だからどうにもできない。
絶対に安いと思い込んでいるから他の店に行こう
としない。目の前の金額は絶対に安いと思い込み、
小学生の子供が言う事を本当かどうか「確認」し
ようとはしない。
今だと、ヤフオクやメルカリは店で買うより絶対
に安いと思いこんで買うような話。
何事も思い込みはダメだと知った出来事。
ある意味、親と言うものは常に反面教師。
それ以来「質屋」が嫌いなのです。
相手の顔と知識と興味を見つつ、
値段を決める商売は嫌い。
という感じに、人間は感情と経験で変化する。
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