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部品供給と未来

Porscheとボルボが純正部品供給ルートを絞ったのは
2017年~2018年ころ。
それ以来「町の自動車部品商」で純正部品が入手でき
ない部品が増え続け、ディーラーから買うか、個人輸入
するか、並行輸入部品業者から買うかになった。
単純な話、どちらの会社もユーザーの裾野を広げる気持
ちは全く無くなったということ。
日本での販売数を無理に伸ばすつもりがなく、少しでも
粗利を増やす方向に営業の舵を切った。
長い目で正解かどうかは分かりませんが、両社とも新型
コロナ騒動の中、順調に利益を上げているのが現実。
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BMWやMINI、VWはいまだ数で勝負する作戦に出てい
るのとは非常に対照的なスタイル。
ルノーとかプジョーとかシトロエンは、日本市場なんて
お付き合い程度。
そんな中、先日発表されたプジョーとFIATの合弁発表。
プジョー、シトロエンだけではなく、
アルファロメオにFIATにクライスラー(Jeepも)までも
含まれた巨大グループ会社になる。
突き詰めるところ、粗利率の悪い車会社は利益を増やす
ためには自社だけでどうにもならないところに来ている
という話に見える。

10年後の車業界はどうなるのだろう?
日産とか三菱とかスバルとかマツダとかは生き残れる
のでしょうか。
ジムニーとランクルは大丈夫ですが、他は分からない。

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