お金の話
26年ぶりに事務所を大修繕(工期ほぼ2か月)していると、
「新型コロナで大変なのに余裕あるねぇ」と言う人がいる。
仕事関係にはそんな下らないことを言う人間は一人もいない。
近所の人に多いパターン。
そういう話じゃない(うっとうしいので本人には言わない)。
自分が今56歳で、事務所は26年ノーメンテナンス。
あと15年気持ちよく働こうとしたら、
今修繕しておくのが得と考えた。
有線LANケーブルも最新に引き直しLAN機器も入れ替え、
作業場(現ガレージ)にも有線LAN引き込んで追加電気工事。
事務所のエアコンも26年目に更新。
・
ボロい状態で10年修繕しつつ働くよりも、
一気に改善して気持ちよく10年働くことを選んだだけ。
最低10年、できれば15年仕事をするという目的の修繕。
丁度コロナ騒動で大工さんとか塗装屋さんとか左官屋さんの
手が空いているタイミングも好機でした。
15年後仕事を止める時にはボロボロで問題ないし、
その時修繕するにしても、それは生きる最低限で良い。
何事も、直ぐにお金の話を口に出す人は、
お金に振り回されている可哀そうな人と思えば気にならない。
自営業主は、退職金もないし、少ない年金で死なずに生きて
いくことを常に考える必要がある。
全部が片付いたら、そろそろ「上がりの車」を考えないと
支払いが間に合わない。
車遊びを全力で楽しめるのはあと10年。
その先は、間違いなく誰かに迷惑がかかります。自分を過信
してはいけません。
電動アシスト自転車を買ったのも、今を楽しむためです。
頭の中で「電動は60歳から」と勝手に思っていたのですが、
この先4年間我慢する価値がない事に気が付いた(遅い)
平坦路なら電動アシストは重たいだけでメリットなしですが、
登坂距離が長いと電動アシストは効果的。
何事も適材適所。
電動アシストなら、美しが丘ヒルクライムの浅間温泉入り口
を上っても、写真を撮る余裕が出来そうな気がする。
余裕ができると遊びが広がります。素晴らしい。
お金を貯めても、お金を持ってあの世に行けません。
死ぬときは 負債¥0 が私の理想。
死ぬ瞬間まで物とお金に苦労することは仕方がない。
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