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ポンチ絵とは

某Wikipediaによる「ポンチ絵」とは、

**コピペ**
20世紀後半以降にCADが普及し、コンピュータで簡易に図面作成が
できるようになるとポンチ絵は徐々に用いられなくなったが、コン
ピュータの使用は邪道であり昔ながらの手描きポンチ絵でこそ有用
な設計ができると考える技術者もいる。
**コピペ**
これは酷い。

ポンチ絵で有用な設計ができるはずがない。
ポンチ絵はあくまで打合せ資料。

技術的な大筋打合せの際、
会議の場で説明用ポンチ絵が描ける人が一人もいなくなると、
設計作業が進み大筋の図面が出来ないと打合せできなくなる。
時間の無駄。

2D-CADだろうが、
3D-CADだろうが、
フリーハンドのポンチ絵だろうが、作図手段は何でもよい。
打合せしながら「刻々と変化していく」内容を統一意識として
理解してもらう為の絵を、その場で描き上げる必要がある。
何で描いても良いのです。
その場でその時に描ければ。

とは言え、
ポンチ絵を描く事で自分の頭の中を整理していることは否めない。
描く能力は、設計者に必須の技術ではないが、
描けるようになっているほうが便利。
絵を描きながら問題点項目を脳内整理する感じ。

ポンチ絵なんて描けなくて良いなんて言っていると、
現場や業者に相談も説明もできない使えない設計者になります。
というのが私感。

何でもWikipediaを信じると、嘘を覚えます。

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