新人教育と思想教育への雑感

同じような性格の人間なんて存在しないのが当たり前。
夫婦は他人なので全く別の生き物。
縁あってお互いを尊重するから成立している関係。
だから終わりは突然やってくる。
子供たちは親を反面教師にするのでこれもまた変わる。
孫とじいちゃんが似るのは反面教師理論に合致。

世の中、
同じような考え方の人がいるなんて言うのは、
宗教団体か政治結社か秘密結社くらいのもの。
２人以上が同じ思想同じ発想同じ考えになるのは
「偏った思想教育」の成果です。
あぶない、あぶない。

同じことを言う２人以上は「おかしい人たち」だと
思うくらいで丁度良い。

最近「企業の新人教育」に反発する人が増えたのは
悲しい現実。
「同じ考えの人間」はありえないので、
「同じ方向性の人間にそろえるため」の新人教育。
そこを選んで就職したのは個人の責任。
全面的に受け入れるか、辞めるか。
無理して全面的に受け入れたふりをしていたけれど、
我慢できなくなってやめたところから、
新しい企業が生まれる（これが一番意味深い）。

同じ考えの人間はいないし、
同じ考えの人間にはなれません。
だけど、新人教育とか企業思想教育は、
次の世の為に必要。

という私は、
朝から皆で大声を出すような会社は無理。
朝全員でやるなら「ラジオ体操」まで。
これも思いは人それぞれ。
何が良い未来に繋がるか、誰にも分らない。

確実なことは、
どんなことでも無駄にしない前向きな気持ち。
ダメなら３か月で辞めればよい。
3日で辞めると価値が無く、
3週間で辞めると惜しく、
3か月で辞めるとネタにできる。
3年続くと実は向いていたという事がわかり、
30年続くとその仕事に出会えたことに感謝する。