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AutoCAD LTの話

先日届いたAutoCAD LTが終了する話の続き。

AutoCADのオプションツールが無い素の商品をLTの値段に変更
してLTを廃止。
 ¥71,500/年 のサブスクリプション

例えば、4月に契約したAutoCAD LTライセンスを持っている人は、
 1. 年契約をキャンセルしてキャンセル料を支払う
   AutoCADのサブスクリプションを買う
 2. 1年後のサブスクリプション期間満了後、
   新規でAutoCADサブスクリプションを買う
という二択。自動移行はしてくれない。
つまり、気が付いていない人はずーっと古いLTが継続される。
多分Windows update でトラブルが起きて気が付く流れ。

これをして、AutoCAD LTが高くなったと感じる人と、
AutoCAD LTで3Dが使えるようになるので安く高機能になったと感
じる人の二種類に分かれる気がする。
前者は 少しあれ な人で、
後者は 正規ライセンスを常に使用している人。

LTが高くなったとはいえ、まだまだ良心的。
何に比べて安いと言っているかと言えば、
うちなんかだと従業員の数だけInventorとAutoCAD Plusが必要。
 Inventor ¥367,400/年 
 AutoCAD Plus ¥231,000/年(旧メカニカル製品)
 合計 ¥598,400/年 従業員一人当たりの費用。
これだと、いくら何でもぼったくりバー相当。

Autodeskが気を利かして(違)用意してくれているのが、
 人気製品が 583,000 円/年もお得に!使える
 Product Design & Manufacturing Collection¥479,600/年
 使わないソフトを沢山抱き合わせて割安感を自慢する商品。

Autodeskに毎年これだけの金を払いつつ、
当然違うメーカーの3D-CADや解析ソフトにも金を払うわけです。
設計作業を請け負う下請けがどんどん減っていくのは仕方なし。
なにせ作業コストだけは毎年右肩上がり(本当)

こういう部分こそ40年前から国がバックアップしつつ育てていく
べき商品だったのに、残念。
今なんて、ワープロが一太郎だったから法案文章間違えた。
Wordだったら文章を間違えなかった、などという酷い話が
出てくるのだからどうにもならない。

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