無料サービスと企業裁量
ユーザーが直接お金を払わないから無料に見えるだけで、
企業的には無料では商売にならない。
何かで利益が出せるから無料で提供できるだけ。
さて、Google。
Google Photosを15GBに制限する話。
予想されていた話ですし、驚きもしない。
沢山使いたい人はお金を払えという、普通の話。
Appleの方針がOSアップデートで明確になったことで、
どこまでの企業が方針変更してくるのかは想像できませんが、
利益が出ない商売はできないので変更されるのは必至。
永遠に無料のサービスなんてものはそもそもありえない。
ありえないはずのサービスを盲信したり、
企業の方針変更に声を上げる人は見ていて悲しくなる。
「コーヒー無料サービス」のお菓子屋さんに、
何も買わないのに毎日コーヒーを飲みに来る人と同じです。
どう考えてもおかしいでしょ。
「購入価格**以上の方のみコーヒー無料サービス」なんて
かかないといけない状況が日本人として悲しい。
諸外国と付き合うには日本人的感覚は不利なだけと言われ
ますが、日本人的感覚は大切にしていきたいものです。
そんな今日、
突然Autodeskから驚くメールが届く。
AutoCAD LTの新規販売終了。
● どのような変更が起こりますか?
オートデスクは、日本国内における AutoCAD LTの新規サブスクリプションの販売を
終了します。現在 AutoCAD LTの商用版をお使いのお客様は、引き続き既存の契約を
更新することができますが、新規の AutoCAD LTのサブスクリプションの購入は
できなくなります。
● この変更はいつ実施されますか?
2021 年 6 月 7 日以降、
AutoCAD LTの新規サブスクリプションはご購入いただけません。
販売終了1か月前だから勘弁しましょう(笑)
いつものことながら呆れるしかありませんが、
売る商品を決めるのは、企業の自由裁量。
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