理想は忍たま方式
私の子供たち世代はおそらく未経験ですが、
今40歳以上の人たちが全員経験したであろう拷問が、
「小学校での給食完食指導」
全員給食を残さず食べろという指導。
あれはねぇ、子供が最初に経験する理不尽な世界。
今の給食は、料理が苦手な人が作るより遥かにおいしい
料理になっていますが、
昭和40~50年代なんて驚くほど不味かった。
学校給食最大の目標は、
戦勝国の農業振興のための政策
「米国産小麦を日本で長期間大量消費する」
だから主食がコッペパン。
それはさておき、当時不味かった最大の理由は「材料」
今のように野菜がおいしく品種改良されていないので、
にんじんは死ぬほどにんじん臭く、
ピーマンは死ぬほどピーマン臭い。
豆類なんて虫を食べるような感じ。
玉ねぎなんて辛いだけ。
キュウリなんて川苔の匂いで種ばかり。
笑い話ではなく本当の話。
今のホームセンターで売っている種や苗は、
品種改良された「美味く育つ品」だけなので、
農業してみたくなる気持ちは分かります。
話は戻って、「小学校での給食完食指導」の件、
材料が良くなり調味料が良くなって、不味くない
給食になっているので、
もう一度ある程度まで指導しても良い気がする。
理想の指導方法は「忍たま乱太郎」のように、
「礼儀に厳しい食堂のおばちゃん」がいる世界。
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