弁護士とお金と未来
素人目線(重要)でみる弁護士業界最大の問題は、
司法試験の制度改革で若い弁護士が激増したのが痛い。
下の写真をみると普通の人はびっくりする。
年齢別にみると本気で息をのむ。
いまどきこの形のピラミッドは無い。
訴訟の数は弁護士人数に比例して増えない。
裁判所は増えない。
裁判官も増えない。
つまり、弁護士が弁護士なりの給料を取るためには、
1訴訟あたりの売上を増やすしかない。
獲得歩合給があるなら損害賠償請求金額も膨れ上がる。
弁護士の数が人口の年齢別ピラミッドと逆の形なのだ
から、単価を上げる以外の手はない。
民間の訴訟あたりの弁護士費用が数倍になるのは必然。
無駄に企業弁護士が増えるのかもしれない。
集団訴訟に持ち込んで金額を上げたいかもしれません。
裁判なしで書類で売り上げが上がるグレー金利訴訟関連
でさえも新規顧客が増えないので底が見えた。
B型肝炎訴訟も同様。
常に未来に備えましょう(何に)。
司法試験の制度改革が良かったとは思えないグラフ。
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