自家発電は自家消費
太陽光発電とか風力発電万歳を叫ぶ人たちを見ていて謎なのは、
「電気は貯められない」から大変だという事を本当に理解して
いるのだろうかと思う時がある。
冗談ではなく本気の話。
電力会社の仕事で一番大変なのは、
需要に応じて適切に発電して供給する制御。
需要が無い時間帯に大量に発電されても何にもなりません。
今後どんなに驚くほど太陽光パネルが増えても、
夏の夜のエアコン電力需要は石炭火力か原子力頼み。
夏の夜を水力と風力発電で賄うなんてことはできません。
水力は季節変動が多いし、利水と発電を両立できる期間は
とても少ない。
大量に生産した太陽光パネルはもれなく10数年でゴミになる。
産廃の処分方法など決まっていないことばかり。
補助金目当てに民間大規模発電を作ったところなんて、
全社逃げて処分費用請求先もわかりません(本当)
転売につぐ転売で、製造物責任回避。
今の法律のままだと、太陽光大規模発電開発で土砂災害が
起こっても、請求先の会社は存在しないかもしれません。
請求先は無いのに、発電で利益だけを上げる会社は存続する。
太陽光発電した電力を蓄電する電池を!という人がいるが、
あれほどの電力を保存できる電池を作るってどういう事か
分かってる?
一般家庭用の電池で300万円~400万円。
その電池も10数年に届かずゴミになります。
簡単に言えば、日産の電気自動車買って昼間は充電して
夜に使う位。そしてその電気自動車は10年でゴミ。
下手すると処分費用が必要になるかも。
簡単に言うと、
今の物にあふれた生活は電力依存なので、
夜間にエアコンを使う人は原子力や石炭火力に賛成しない
と理屈があいません。
嫌だというのならば、
太陽光発電パネルをのせて、
自宅に電池を設置して、自家消費しないといけません。
売電は電力会社の管理網を複雑にするだけの迷惑行為。
悪夢の民主党政権の酷い政策そのもの。
ええ、売電行為が大嫌いなのです(笑)
勝手に発電するなら、自家消費するのが自己責任。
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