ハートビート法と未来
米国(というか、米国キリスト教文化)の妊娠中絶問題。
結論が無い宗教論(感情論)になるので傍観するだけですが、
テキサス州で施工された「ハートビート法」には本気で驚いた。
詳細は各自ググってびっくりしてください。
テキサスは1800年代から進歩が無いのかもしれない。
大統領選挙に妊娠中絶問題が出る国とはいえびっくり。
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なにせ生物学的に「男は妊娠できない」ので、
この法律はとてつもなく差別的。
イスラム教国家の女性教育差別を否定できないくらい、
宗教論だけでは語れません。
このテキサス法案を男女平等にするなら、
「男は全員15歳でDNA登録を行い、
女性の出産と同時に子供全員DNA調査を行い、
遺伝上の父親を証明する義務がうまれる。
親子関係が証明されると、遺伝上の父親は
子供が成人するまで扶養する義務が生まれる」
「男が未成年の場合、
男と共に男の両親が連帯責任を負う」
権利の問題ではなく、義務と責任を明確にする。
キリスト教的目線でみると、日本の優生保護法も同じ
くらい暴力的だったとは思いますが、
今回のハートビート法が恐ろしいのは、
「違反した人に政府が罰則を与えるのではなく、
一般人を起訴し取り締まるルール」
誰でも訴えることが出来て、
誰でも成功報酬1万ドルを手に出来る。
凄すぎるし醜すぎる。
最高裁で法案成立が止まらなかったことに呆然となる。
米国に限らず、
日本に限らず、
自国国民の為になる未来を感じられる政治をしてほしい。
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