4色問題
「どんな地図も4色あれば塗分けられる」という定理。
世の中の機械図面屋さんの多くは、
経験値で何気に有効活用している定理。
図面打合せ時、沢山の色鉛筆を持ち歩かなくても、
4色ボールペン1本と、
蛍光ペン4色さえあれば、
分かりやすく塗り分け説明できる。
(ある程度の想像力は必要ですが)
現実は、打合せ中に「あっ」って気が付いて、
最初から塗色を変える必要が出る場合がありますが、
その時はボールペンで表現追加という手段で回避する。
4色問題はコンピューターの力技で証明された定理。
証明されたことを知らずに無意識で使っている人が多い
代表的なひとつ。
突き詰めると、
どんな説明図でも、
4色ボールペン1本あればわかりやすく説明できる。
3色ボールペンでは足りないが、
4色ボールペンがあれば十分、
4色で足りない場合は、使う人の技術力問題。
そういう目で目の周りの製品を見てみると、
良いデザインは色数が少ない事に気が付く。
物のデザインには沢山の色が必要だけど、
同時に必要な色の数は少ない。
という事で、
図面屋さんは4色問題をもう一度考えてみるのが良い。
説明力が少し向上します(お勧め)
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