評価と基準
美味い不味いに星を付けて評価する素人世界の話。
お金を払って食べる場合、値段相応の味を求める。
しかし、味に全く関係がない話なのに、
予想を超える速さで注文の品がで登場すると、
気持ち「加点」。
遅いと「減点」。
加点されるとどうなるかと言えば、
「美味い」の基準が下がる。
減点されると基準が上がる。
店が綺麗だと加点され、
店員の客対応が良いと加点され、
どちらも逆なら減点される。
腹が減っていると何でも美味いと言う人がいますが、
腹が減っているときは感情的なので、
加点も多いが減点も増える。
何の話かというと、
素人評価なんて全て感情評価なので、
素人評価を信用してはいけませんという話。
それに対して、
商売人(評論家)の評価は何に忖度するかだけの単純構成。
広告収入、営業収入などを考えるだけ。
総じて評価した人を評価しないと信用はできません。
少し違う例えですが、
命の危険がある工事現場(作業)の場合、
「作業する人」+「作業を手伝う人」+「作業を監視する人」
+「作業以外の安全を監視する人」 という構成になるのは
単純な理由です。
安全対策は個人の判断(評価)を信用しません。
個人の判断を無闇に尊重すると事故の原因になります。
その道数十年のプロだろうと信用してはいけません。
「複数の人間が客観的に見る」必要があります。
他人の評価なんて、所詮他人の評価基準。
参考にもなりません。
世の中に唯一絶対評価があるのは数字。
仕入れ、売上、回収、粗利。
自分の直感に従いましょう。
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