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電子書籍のお値段

電子書籍を買う量が激減。
理由は簡単、
「本」を買って読み終わったら「メルカリ」で売れば、
電子書籍の半額以下の負担金で済む。
チリが積もると山になる。

中古流通なさそうな本はkindleで買いますが、
新刊とか漫画(これは視力問題もある)は、
「本」がお得。メルカリに出した当日に売れる。
発送も簡単で、隣は郵便局という地の利がある。

もう一つ理由があって、
例えば夜に読みたくなった本が出てきても、
Amazonに手配かければ翌日に手に入る。
地元の本屋で探すより圧倒的に早いし無駄時間もない。
つまり、
Amazonの良いサービスがkindle普及を妨害している。

仮にkindle価格を本の1/3程度にすれば、中古本売却
の利益や売却する手間を考えても、kindleに移行する
のがお得。
単純に、今のkindle定価が高すぎるという話。

本の値段を全て倍にするという暴力的な方法もある。
その場合、本を好きになってくれる子供が育たなく
なり、将来の顧客を失うことになる。
つまり、kindle価格を下げるしか手が無い。

kindle価格は本の1/3以下が最低ライン。
1/2ではまだまだ高い。

出版業界は斜陽産業と言われて久しいですが、
「本」の大きな未来は見えている。
見えているからkindle価格を下げる必要がないのかも
しれません。
今、kindleが1/3の値段になったとしたら、
あっという間に本業界は壊滅。

まとめると、
Amazonのkindle価格が本に対してさほど安くないのは、
取り次ぎ店システムをぶち壊して日本上陸したAmazon
の、既存書店への僅かばかりの心遣い(嘘)。
書籍の未来はkindleの価格設定次第。

というAmazonもkindle価格を下げると元に戻せないので、
既存書籍が倒れるまでチキンレースするつもりだと推測。

国が、小中高の教科書を電子化すると言った瞬間、
地方の小さな書店は年間利益が消え去ります。
でも、最終的にはその方向性。

私にしても中古本を買って読んで売るのが一番安いのですが、
お世話になった本業界への恩返しが必要なので、新品がある
本は新品を買います(新品本を買えるお金がある限り)。
音楽CDもできるだけ新品を買うのは恩返し。

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