見本から学ぶ=見本を間違えない
ノイズ対策の基本は取扱説明書(取り付け説明書)を
きちんと読む事から話が始まる。
最近はちゃんとした製品が増えたので良いのだけど、
それでも、
GPSアンテナとETCアンテナの距離とか、
ETC2.0アンテナと車両安全装置の距離とか、
制限はいろいろある。
小さく書いているけど重要な事は多い。
そんな空間に、並行輸入の中華ドラレコとか、
コピー品の中華電気製品とか、
シガーソケットで電源共用なところに意味不明な
電気製品を繋ぐとか。
安全のためにいろいろな取り付け制限があるのに、
適当な場所に中華電子部品つけて、
「動かない」「調子が悪い」「ETCがおかしい」「カー
ナビがおかしい」とか言う人が増えた。
最近は繋ぐ配線の数が少ないので、
取り付けだけは誰にでも出来る時代。
それが錯覚を生む。
電気仕掛けが無い旧車と現代の車は違う。
誰にでも出来るがノイズ対策の基本知識や自動車配線の
基礎知識は必要。
車両故障診断コネクターから常時信号を取る部品なんて、
私には「ちょっと、何をやっているか、分からない」話。
部品メーカー何を言おうが、
自動車メーカーの信頼性には遠く及ばない。
「どうでも良いから、勢いで、やってみよう」というDIY。
YouTubeでそういう人が増えすぎた。
どうでも良いでスタートすると技術力向上は無い。
プロのした仕事を自分で確認し、
よく学んでから作業する。
最悪のパターンが、
最初に自称プロのド素人に頼み、
それで良いと勘違いし真似る事。
仕事の見本を間違えない事が重要。
商売人=プロ とは全く違う。
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