国がすべき仕事
古い資料を捨てていたところ、
ファイルから製品カタログがでてきた、懐かしい。
対応表がPC-9801だけの時代。
1990年9801VMあたりでCADPACを使い始めたころ。
仕事で使う重たいPCはH-98シリーズ(ハイレゾ)で、
メインPCは東芝製初代Dynabookでした。
そんな時代、
今でいう赤外線放射温度計が顕微鏡についたような製品
で、顕微鏡熱画像映像をあれこれする仕事があり、
色々テストして最終的に使ったのがカノープス製品。
なにせサポートの人の技術対応力(知識)が良くて、
その後数年は他メーカー品を使うのを止めた位(本当)
最近は、そんな勢いがあるメーカーに出会えなくなった。
と言うカノープスも2000年以降外資参入もあって、
今の社名はGrass Valley 株式会社
1980年代の日本独自路線が良かったとは言いませんが、
あの時代の日本規格を国が上手くコントロールしていたら、
少し違う現代になっていたかもしれません。
TRONプロジェクトも同じ話。
国が介入するべき仕事は、未来の日本を担う産業だと
言うのは今も昔も変わらない。
残念な事に、今もそういう仕事をしてくれないという
少々愚痴っぽい話で〆る。
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