火は速い
阿蘇の野焼きで火事。
定期的に不幸な死者は出ますが、季節の風物詩
なので規制をかけるのも良くない。
自然との共存は、
人間が死ぬ時もある。
なにせ人間は弱い。
死ぬかどうかは風次第、運次第。
それを分かった上で知識がある人が
火をつけて管理している。
それでも事故は起きる。
突風は天災。
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昭和61年、3月末の3連休に阿蘇に行った。
往路のやまなみ+ミルクロードが野焼き+突風
で、一瞬Jeepが火に包まれた。
ビニールの幌なので幌の表面が溶ける。
20数年後幌を交換するまで、溶けた傷跡は
残っていました。
なにせ枯草が燃えている臭いはしますが、
道路わきにある見える火は小さい。
大きく燃えている火は道路から遠い。
その道路わきに見える小さな火が、
突風で突然目の前を覆う。
前触れなく火に覆われます(本当)、
一瞬何がおこったのか理解できません。
その経験以来、
野焼きシーズンに阿蘇へは行かない。
危ないです、本当に危ない。
ぶゎ!っと一気に火が来ます。
例えると、
五右衛門ぶろに薪を入れ過ぎて薪が酸欠になった
ところで「棒で薪を少し持ち上げたら」、
一気に炎が噴き出して眉毛無くなるのと同じ(違)
火は想像より凄く速いので、十分気をつけましょう。
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