« 最後は直感 | トップページ | ケーブルと猫 »

暴君と戦争と平和

「英国と結婚した」と言ったのはエリザベス1世。
父ちゃんは、悪名高いヘンリー8世。
ヘンリー8世と言えば、離婚した嫁さんを斬首した人、
それも2人。嫁さんの数は記憶では6人。
元嫁さんを相手に「姦通罪」をでっち上げて斬首でき
る人なので、他人が口答えなんてしようものなら、
簡単に斬首されるのは目に見えている。
だから誰も口答えなんかできない。
なにせ自分一人でどんどんルールを変えた人。
宗教的な物さえも自分で変更した人。

そういう目でみると、
ヘンリー8世は今のプーチンと同じかもしれない。

 ・

話は戻って、エリザベス1世。
父ちゃん(ヘンリー8世)が死んだ後、
母ちゃんの再婚相手と遊んで、
母ちゃんに家を追い出された人。
その後いろいろあって、
投獄されたりしつつ、
異母兄弟の姉ちゃんが死んだ結果、英国女王に。
そして自らを美化した。

彼女最大の英国文明への功績は、
「奴隷売買は商売になる」と気がつき、
奴隷商売をビジネスに押し上げて、
莫大な富を英国にもたらしたこと。
英国→南アフリカ→米国→英国という有名な
三角貿易時代の将軍に相当(悪代官は親族)。
歴史にもしもが有ったら、
英国にエリザベス1世がいなかったら、
黒人奴隷という酷い仕組みは無かったかもしれない。
しかし、
英国が黒人奴隷貿易で莫大な富を作り上げたから、
英国が産業革命を成し遂げたのも現実。
お金が無いと設備投資はできない。

さて話は戻る。
まるでヘンリー8世のごとき状況のプーチン。
未経験の領域のように報道されますが、
やっていることは過去の独裁者と同じ。
全く進歩していない。
その進歩していない人を持ち上げる北朝鮮。

あれこれまとめて、一日も早い解決を祈る。

|

« 最後は直感 | トップページ | ケーブルと猫 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 最後は直感 | トップページ | ケーブルと猫 »