悪は楽
キン肉マンの連載は1979年スタート。
キン肉マンの登場人物で、
ソビエト連邦出身の「ウォーズマン」がいる。
設定は某スターウォーズからオマージュありの、
残虐非道で戦い好きの最強悪役設定。
悪魔将軍の名の通り。
そんな設定のウォーズマンは、
超優秀なコンピューターを内蔵しているものの、
30分以内の戦闘しか考慮されていなかったため、
それ以上の戦いになると機能低下する事が判明し、
最終的にキン肉マンに負ける。
と言うような事を書くと、
「ゆでたまご先生はロシアの未来を知っていた」
などと言い出す人が出てきてもおかしくない。
キン肉マンでは、その後「正義」サイドに立つ
ようになり、アイドル超人の仲間入りをする。
日本人的思考は、
現実を少しゆがめてしまうのかもしれません。
一度悪に振り切ると、
教育で中道近くまで戻る事はできるけれど、
正義に振り切る事は出来ません。
何故なら、悪道が楽だから。
正義は本能ではなく理性。
バットマンのダークナイトシリーズ、
悪に落ちた市長をバットマンがかばった事は、
バットマンの失策。
誰しも理由あって悪に落ちるのは仕方がないが、
悪のまま人生を終わるのは駄目だという話(私感)
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