嗜好品を楽しむ時
たばこを止めて30年位になりますが、
嫌いじゃないたばこの臭いが漂っていると、
無意識に臭いを嗅いでいる自分に気がつく。
子供の頃「平均的な爺さんの臭い」が、
エコー、わかば、しんせい。
小学生の頃「働く大人の臭い」が、
ハイライト、ロングピース、ロングホープ。
中学生の頃「少し道外れたヤツの臭い」が、
セブンスター。
高校生の頃(サンプル数が少ない)
緩く長めの制服を着ている人は、
キャビンとかマイルドセブン等の細くて長い煙草。
ぴっちりした短く細い制服の人は、
ショートホープのように太く短い煙草。
自分が煙草を吸うようになると、
幼いころの刷り込みのおかげで、
ハイライト(安い)からのロングピースになった。
後発のピースライトもしばらく吸ったが中途半端
で我慢ができず、結局ロングピースに戻った。
記憶に残る臭いというやつはどうしようもない。
なにせ中毒なんだから仕方が無い。
あるころから煙草と言う嗜好品は「病気の原因」
という事になり、世の悪扱い。
好きで止めたくないのに、止めた人も多いハズ。
世間とは不条理。
さて、
世間の人たちは、次は何を悪者にするのだろう?
他人に迷惑をかける嗜好品と言えば酒。
迷惑をかけない嗜好品と言えば珈琲。
成分で言うと、「アルコール」か「カフェイン」に
なると思うが、どちらも外食産業の稼ぎ頭なので、
多少人が死んでも関係ないのかもしれない(想像)。
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近い将来、自分の寿命が見えたときには、
他人に迷惑をかけない形で、
煙草を吸いつつ珈琲や酒を楽しみたいと思ってる。
煙草を吸って、元気なころを思い出すのは
きっと心地よいはず。
嗜好品とはそういうもの。
寿命が見えない時は、
嗜好品を楽しんで寿命を短くする価値は無いが、
寿命が見えると楽しさの価値が変わる。
覚せい剤と言われる鎮痛剤の類は、
死ぬときに最後の痛み止めとして使用されるかも
しれないので、その時に痛み止めに耐性があると
痛いだけに成る可能性を考慮すると、
覚せい剤には手を出さないのが良し。
嗜好品を使っても良いかは、
年齢ではなく余命で区別される世界が正しい。
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コメント
お久しぶりです。
子育ての間は吸って無かったのですが、数年前から手巻煙草をやるようになりまして。手で巻くのってメンドイから吸い過ぎることも無いし、キレイに巻けたら嬉しいし。私の吸い方だと、50g\1400で半年くらい持っちゃうし。フィルターや、巻紙や、巻き方で味が変わるのも楽しいですよ。
「美味しいタバコが吸いたいから、いっちょ面倒に取り組むかね」って感じっす。
投稿: マツイム | 2022年4月 6日 (水) 09:36
そうそう、
趣味は面倒だから面白い。
昔、手動式紙巻機をもっていたのでそれで巻いて
いましたが、巻きずし方式じゃないですよね?
投稿: 高橋@works | 2022年4月 6日 (水) 11:15