発電と電力供給
民主党政権時の太陽光発電電力高額買取設定以降、
地方の電力会社は、
「閑散とした田舎に大電力送電線を設置して管理する」
と言う手間が増えた。
それだけではなく「個別住宅からの高額買い取り」が入
るややこしい仕組み(素人目)。
50Hz地域の電力不足による節電の件、
太陽光発電がどれほど増えようと、
風力発電がどれほど増えようとと、
必要なときに必要な電力量を供給するためには、
発電量を適切にコントロールして送電するしか手が無い。
必要が無い電力を勝手に発電され送電網に送り込ま
れても、使えないし貯められない。
素晴らしい電池が開発されるまでこの問題は解決しない。
現在唯一解決できる手段は「水力発電所の揚水発電」。
電力が余っている時に余った電力で水を上流ダムに上げ、
足りなくなった時に水を落として発電する方式。
水を蓄電池のように使う簡単な仕組み。
これの問題は、「ダム建設反対」と言う人。
電池が無いのに太陽光発電増やして、
電池代わりに使えるのは揚水発電所=ダムだけなのに、
そのダム建設にも反対する。
しかも、電力価格が上がると文句しか言わない。
あの人たちは何を考えているのか分からない。
反対する事に快感を覚えているとしか思えない。
巨大で高性能な次世代蓄電池が開発されるまで、
原子力発電所を動かすのは仕方ない。
原子力発電所反対の人たちは、冷静に現実を見直して
欲しいと思うけど、
「冷静に」という事が出来ないからそうなっている
という事なのだから、お話にならない。
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愚痴はさておき、
非常時の電源供給は何か考えないといけません。
太陽光発電設備は驚くほど自然災害に弱い物なので、
ガソリン発電機が良いと思う認識をかえるには至っ
ていない。
とりあえず「太陽光パネルの産廃問題」をきちんと
発表して「ゴミ捨てまでの最終コスト」で比較する
必要があるのに誰も言い出さない。
参院選前にきちんと話題にしてくれ。
答えは簡単、
「太陽光パネルを作った会社が引き取り処分する」
という事を決めるだけ。
作って儲けた企業が頑張って処分する責任を負う。
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