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せちがらい

世知辛い=暮らしにくい

席を譲ると「年寄り扱いするな」という(じじい)。
横断歩道で渡るのを待っているばあさんの為に車を
止めると「早く行けと怒られる」(ばばあ)。
見知らぬ子供が泣いていても声をかけられないのは
「声をかけているところに親が来て、何をしたと
 怒られる可能性が非常に高い」という理由。
泣いている子供を無理やり車に乗せて走り去る大人
は「親」で、ほとんどの場合誘拐事件ではない。

自分の前で突然怒り出す高齢者、何で怒っているのか
分からないので「どうしたんですか?」と尋ねると
なぜか一層怒り出す。
高齢者の怒りスイッチは増えすぎて対処不能。

そんな面倒くさい事が嫌で、全部スルーすると、
「あなたにはやさしさと思いやりが足りない」となる。
敬語じゃない問いかけに言葉を選ばす話をすると
「あなたの物言いは上から目線で不愉快だ」などと
怒り出す人もいる。

都会の人が、目立つヘッドホンで両耳を塞ぎたい
気持ちも良く分かる。

究極、
「しょせん他人事」と割り切って放置するしかない。

あぁ、世知辛い。

これって、
高齢者をむやみに敬いつけ上がらせたツケであり、
義務学校の道徳教育を左傾化させたツケでしかない。

この世知辛さを解決するには、
新しい番組の地上波放送を止めて、
オレたちひょうきん族(1981年)より古い
TV番組だけを放送するのが良いかもしれない。
1960~1980 が良いわけではなく、
良くも悪くも日本的でバランスが取れていた。

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