良い所取りは難しい
最近見かける数が減った気がする、モタードバイク。
モタードバイクの歴史はほんの40年位のものなので、
私世代は知らない人が多い亜流の遊び。
古いホンダのXLをオンロード風にしたバイクが
国内流行のスタートだった位でしょうか。
モタードバイクとは(個人的理解)
荒れた道を走るレースをするバイク モトクロッサー
ただし公道は走れない
↓
公道を走れるバイクで、林道を主戦場とする トレール
↓
トレールバイクに小径ロードタイヤを装着したり、
公道走行用に馬力を上げたのが モタード
サーキットでも山坂道(舗装路)でも走れる。
気を付けて走れば林道も守備範囲。
モタードのドレスコード(と言うのかどうかは知りません)
ヘルメットとブーツはオフロードモデルを着用
ライダースーツとグローブはオンロードモデルを着用
服装まできちんと混ぜているところが欧州的。
そんなモタードバイクで遊ぼうとすると、
ロードバイクと同じような遊びになる傾向が多い。
なにせ日本には「心地よく安全な山道」なんて無い。
気持ちよくても道の真ん中に車を違法駐車して山菜
泥棒している高齢者がいる。
林道の登山口近くなんて昔の御堂筋かと思う無法地帯。
モタードバイクを全力で楽しもうとすると、
サーキットか最低でも2車線ある山坂道に限られる。
どちらも目を△にして頑張る必要があります。
となると、
一番使い勝手が良いのが「トレールバイク」を素材に
したツーリング用林道バイク。
車に例えると「ジムニー」になります。
所有車が「乗用車」と「ジムニー」になる様に、
ライトバン+軽トラ+ジムニーとか、
ハイエース+ジムニーとか、
全てをハイラックストラックで済ますことができない
のが日本の道路事情。
モタードという分類は、
悪路走破性を下げて舗装道路上の性能を上げた二輪車。
それを突き詰めていくと、
「ロードモデル」と「トレール・ツーリングモデル」
になるのか、
「モタード」と「スーパーカブ」になるのか。
何事も、良い所取りは難しい。
行きつくところはスイス・アーミーナイフ問題と同じ。
| 固定リンク
« 重さと容量 | トップページ | 続ける事の難しさ »
コメント
行きつくところは複数所有しかない。モタードの最大の欠点はシート。跨っただけでもうケツが痛い(笑)
投稿: 大市民 | 2022年7月26日 (火) 08:49
バイクはあと2台欲しい。車はエブリィ壊れたらプロボックス上昇中。
投稿: 大市民 | 2022年7月26日 (火) 08:57
複数所有しか手が無い。
エブリィがモデルチェンジでターボとACCつけば
仕事用にエブリィを買うかもしれません。
どうしても大阪発動機は・・
プロボックス、
リアシートヘッドレスト付きは勧めません。
乗り比べるとハイブリッドが乗り心地操作応答性良し。
安くて壊れるところなくて良い車。
もう少し馬力があって、トルコンATだったら。
今のところ、致命的に壊れるまで乗る予定。
プロボックスとハイエースはトヨタの良心。
投稿: 高橋@works | 2022年7月26日 (火) 09:25
ロードスター+乗用車から、ジムニー+ハイエースになりました。
道具としての性能を使い切ることは多分ないですが、日本の道で行けないところはない、
車で自分がしたいことでできないことはない、という満足を手に入れました(笑)
バイクはあると乗りたくなるものなので、涙を飲んでセローは手放しました。
子どもが手を離れたときに乗れる状況になっているかどうか…(多分いろいろ無理)
投稿: Sawadhi | 2022年7月26日 (火) 09:53
入りたいところに入る、
車を気にして駐車場所を考えなくても良い。
(人の迷惑だけを考えれば良い)
何処でも躊躇なく入れる(駄目なら延々バック)、
どうにかなっても自分一人でどうにかできる。
遊びを主にすると車は変わる。
車を主にすると遊びに制限が増える。
本当は兼用出来れば良いけどそうもいかない。
限りある人生の「健康でないと出来ない遊び」を
健康なときに満喫するのが理想。
投稿: 高橋@works | 2022年7月26日 (火) 10:31
>ジムニーとトレール
一人で乗ってると、どちらも驚くほどアガリ感があり満足度高いです(^^)。
正直、趣味車はこの2台あれば十分だと分かっているのですが煩悩が邪魔をします(^^;;;
生きる(働く)モチベーションの一つなのでしょうがないですね(^^;;;
投稿: ストーン | 2022年7月26日 (火) 19:29
>煩悩
労働意欲であり生きる意欲です。
>トレール
上りがガンガン行ける電動アシストMTBは、
安全な山遊びの新しい世界を見せてくれる
かもしれません(5年後くらいかなぁ)
投稿: 高橋@works | 2022年7月26日 (火) 21:12