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何が得か

競争しない(させない)事の最大の問題点は、
客観的な自分の能力を納得できなくなる、
簡単に言うと「勘違い」する人が増える。

学びは競争で、
試験は競争で、
仕事も競争入札で、
評価は必ず何かと比べられる。
この世に絶対評価なんてものは無い。

運動会で1番になる人、
絵を描いて1番になる人、
算数で1番になる人、
軒並み1番になる人・・
小学校では常に1番だったのに、
中学校でどんどん下に落ちる人、
中学校では真ん中くらいだったのに高校で伸びる人、

色々な人がいて、
色々な人と常に競争するから人生は面白い。
賞金(賃金)や順位(受注)は死ぬまでついてくる。
社会に出ると競争を拒否できない。

人生という長い目で見ると、
明らかに不平等な競争のほうが多い。
まずは平等な競争に持ち込むのが第一歩。
競争を知らないと不平等な競争に気がつきません。

それなら小学校入学から競争させるのが正しい。

よく言われる1月~3月生まれは不利だと言う話、
いやいや、不利じゃなくて10か月も早く同じことが学べる
のだから義務教育の年数で考えると「1年分お得」。
体格とか体力的な面では不利だと思いますが、
頭脳競争に早くから参加するのは将来有利になれる。

運動の世界は才能と環境と努力がないと花は咲きませんが、
社会生活をこなせる知識と能力は万人に同じ機会を与えて
くれているのが日本の義務教育。

大人になって「小さなお得情報」を探すよりも、
義務教育を真面目に受けるほうが100万倍効果的。
義務教育はお得。

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