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制服問題と良識

百貨店とか銀行の女性制服廃止の報道。

従業員を探しにくくなるので利用させていただく側としては
今まで通りの統一された制服がありがたい。
従業員に制服を支給する側としては「経費削減」できるので、
制服廃止を従業員から言ってくるなら儲けもの。

問題はどの会社やどの部署にも一定数存在する、
制服廃止で目立ってしまう「場所をわきまえられない人」
説明しても理解できないのだから仕方がない。

今は知りませんが、
私がサラリーマンだった遠い昔の話、
営業職は「服飾費」として1ヶ月に1万円支給でした。
年間12万円、スーツ2着+Yシャツ数枚くらい。
服飾費もらっているのにキチンとした服装が出来ない人
も当然いますが、そんな人はそういう人。

服飾費が支給されるのは営業職だけで技術職は何もなし。
私服の上に作業着1枚羽織るだけ。
女性内勤社員は制服で、女性パート労働者は私服という
区別。女性の営業は男性同額の服飾費支給して私服。
単純に「パートさんに無駄金を出さない」だけ。
制服を支給するのは大変。

さて、女性制服廃止問題。
人前に出る人たちに「私服での自由」を与える事が
良いかどうかは「どんな人を雇ったのか」という
企業側の責任問題なので結果は受け入れるしかない。

もし「あ~、、、」という話になったら、
配置転換して違う部署で制服を着てもらうのが良し。
個人の趣味趣向で決まる服装は「場所をわきまえる」
という良識ある人にしか言葉が通用しない。

今の日本、
「良識」だとか「常識」に委ねる事が一番難しい。

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