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殺すか殺さないか

田舎は車の免許が必要と思い込むのは気持ち的に分
かるが、それと免許返納は関係ない。
車を止めると移動の足が無くなるのは仕方がない、
今まで通りの自分の生活が破綻するのも仕方がない。

重要なのは、
破綻させないために、元気なうちに免許返納して、
自分の足や自転車や公共交通機関で移動する練習
が必要。高齢になってからいきなり本番では間に
あわないのは当たり前。。
体を動かせる元気な時に練習が必要。

ギリギリまで車にしがみ付くから選択肢がなくなる。
元気なら便利な場所に引っ越しを考えても良い。
過去の色々なものにしがみ付くことが問題。
過去には残す価値もしがみ付く価値もありません。

高齢になった時、自動車運転は単純な二択。
 人を殺すことを良しとするか、
 人を殺すことを未然に自分で防ぐか、

97歳が免許更新できたことがおかしいのもわかる。
 認知試験の問題ではなく「判断・操作」の問題。
 自分の足で50m走とか、
 ハンドル操作力測定を追加するとか、
 ブレーキ踏み込み力測定を追加するとか。

免許に上限年齢を後から足すのが法的に難しいなら、
今から未来の為に足せ。50年後に事故は減る。
準中型などの免許の種類を増やしたのと同じ仕組みで
やれば、法律的にもOK。私の数年年上が全員限定解除
の二輪車免許を持っていたのと同じ。

法律変更無く簡単にできる事もある。
「高齢者技能講習は、免許取得年相当の仕様車を使う」
と決めるだけで良い。
MT免許の人はMTで免許更新。

 理想は、
 エアコン無し、
 パワステ無し、
 パワーウインドウ無し、
 当然3ペダルMT車で技能試験。
 何なら試験用車両はブレーキブースター無しの4輪
 ドラムブレーキが良い。
 試験は雨の日の夕方薄暗くなって教習所でやるのが良い。
 取得した免許内容を再確認をするだけです。
 厳しくするわけでもない。
 大型二輪車も同じことをするべき。

車を操作する運動能力は、
条件が悪い状態での能力を調べないと分かりません。
AT免許の試験に「乗り越え後の急ブレーキ」が増えたのと
同じ理由。

その次に効果的なのは、
親族に共同責任を持たせる事かもしれません。
これはいろいろ難しい話だけど、共同責任を持たせる
という事は、本人の意向に関係なく親族の意思で免許
取り消しできる体制。
書類が出ていれば次の免許更新は受け付けない仕組み。

車の運転免許は人を殺せる殺しのライセンス。
100%個人の権利と言う見方を止めないと解決しません。

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