ローカルフード
冬になると、
道後温泉がある松山市では「なべ焼きうどん」というメニュー
がニュースになる。昔から続くローカルフードだけど、決して
うどんだと思って食べてはいけません。
検索するとこんな感じ。
昔懐かしいアルミの1人用鍋に、
昔懐かしい茹でうどん(あっという間に柔らかくなる)を
つかうので、懐かしいけど美味いわけではない(当社比)
ヒガシマルうどんスープ+カトキチ冷凍うどん で育って
いる人には無理かもしれません。
讃岐うどん好きだと、うどんと受け入れることは無理です。
ネタとして食べる事をお勧めします。
・
と言う私は、
昭和60年頃に愛知県大府に1年少々住んだとき、
「味噌煮込みうどん」というご当地麺と、
「きしめん」というご当地麺の洗礼を受けました。
群馬の水沢うどんとかだったら普通に受け入れていた
気がしますが、愛知名物のうどんは無理でした。
あれは別の食物。とはいえ、
愛知のおかげでみそカツとか味噌煮(どてやき)は好き
になり、美味い小倉トーストは今でも大好き。
「名物に美味いもの無し」は確率としては正解。
「ローカルフードは運が良ければとても美味しい」も
正解です。しかし、ローカルフードとは言え日本中で
よく似たものばかりになってきたのは残念。
今の様に情報が多いとそうなるのは仕方がない。
そう思うと、
松山の「なべ焼きうどん」は実は凄いのかもしれません。
私が知る昭和40年代から何も変わらない。
頑なすぎる位変わらない。
是非一度、話のタネと思って食べる事をお勧めします。
冷凍うどん開発前の昭和のうどんが食べられます。
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