議論の基本
Aの意見がある
Bの意見がある
AはBに反対を唱えるが、反対する根拠に乏しい。
その場合は答えが出ない泥試合が確定する。
感情と声の大きさと数の勝負になる。
議論は人と人の個人的意見のぶつかり合いなので、
相手を否定する場合は否定に至った根拠を示さない
といけません。明確な根拠を示せば答えが出る。
という議論の正しい進め方は何時学ぶのだろう?
「それはあなたの感想でしょ」という言い方が大嫌い。
全ての議論は意見と感想。
但し、人の意見を否定するには根拠が必要。
意見の根拠がない人に対して
「根拠になっていないと思いますよ」と言うべき。
言葉は選ばないと、まとまる話も感情論になりかねない。
・
議事進行が本当に上手な人が一人いれば、
Aの意見とBの意見をまとめ上げた上で、
AとBが揃って「目標 X」に到達できるよう
前向きな話で議論が終了する。
AとBの意見の違いを棚に上げてでも良い方向に
答えを導いてくれるので、枝葉末端で時間と感情
を浪費する事は無い。
議論の基本は義務教育で学んでいるはずなのに、
私を含めて身に付いている人は少ない。
学んだことを身に着けるためには、
良い議論を繰り返して経験を積まないといけないのに、
殆どの議論は不毛な議論なので経験の足しに成らない。
さあ、解決する手段はあるのか?
多くの企業が本当に困っている問題はこの問題。
議論ができないと話が進まない。
だからカリスマ的経営者が消えると会社が分解する。
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