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海賊版ソフトと賠償金

北海道立総合研究機構の職員が海賊版ソフトウェア
を業務用PCにインストールしていた事で訴えられ、
メーカーに和解金8300万円払ったと言うニュース。

相手は何処だろう?と思ったらsolidworks。

スタンドアロン版で概算170万円+保守30万円/年
なので、5年分でも170+150=320万円程度。

CATIAとか解析系ソフトウェアもそして違法ソフト
ウェアを利用した成果物も全部損害算出基準に組み
込まれた数字じゃないとありえない数字。
8300万円を請求されるほどの本数と使用期間は、
62歳の職員一人ではなくて、明らかに組織の問題。
20年前なら多少あったかもしれませんが、
今ではありえないし、本当に危ない。

30年前は地方自治体や有名企業でも「これで作って
くれ」みたいな感じで違法ソフトウェアを担当者レ
ベルで渡していた時代もありました(イメージ)。
義務教育をつかさどる教員とか教育委員会でも似た
ような感じの時代があった。
なので当時はどちらも一太郎ファイルばかり。
一太郎が新しいVerで不法コピー対策しても古い製品
を使い続ける確信犯(多数派)。
当時はソフトウェアに正しくお金を出さない上司が
多かったことは確か。
「使えるやつあるだろ、それを使え」みたいな世界、
酷い人は「何で買う必要があるの?」。
 ・
 ・
今では絶対にありえない事がわからないくらい麻痺
していたとすると、北海道立総合研究機構には凄い
数の違法ソフトがある。
まして、解雇された62歳の職員自宅PCに至っては、
「著作権」とかを超越した世界が広がっていたかも
しれません。
不法行為に麻痺してはどうにもなりません。

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