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基礎作り変え

古い温水器は簡易基礎(ブロック基礎)据付。
それでは今の標準据付基準を守れないので、
ブロック基礎を壊し、掘り下げて作り直し。

せっかく掘るのだから、ついでに基礎ボルトも
埋め込めば良いのにと思うけれど、メーカーの
標準工事仕様は後入れオールインアンカー。
後入れアンカー強度はコンクリート次第なので、
建築業界の最低条件「打設後2℃以上で5日間」
を考慮して据付日程調整。

単純な話、
据付業者の技術力バラつきを考えると、後入れア
ンカー工事が簡単安心。後入れにすれば電気温水
器を買い替える時でも基礎を作り直さなくて良く
なる。業者は楽で客は価格が下がるので皆が喜ぶ。
 ・
ほんの小さな問題点は、
後入れアンカーの場合、水が隙間に入る事による
経年劣化(引き抜き強度の低下)問題。
カタログの引き抜き強度が確保できていれば全く
問題ないのですが、絵に描いたような寿命や強度
を後入れアンカーに期待するのは期待しすぎ。
温水器のタンクは満水で600kgあり、重心高さが
1mを超えるので、15年後に南海地震が来れば転倒
するかもしれません。設置5年後の地震ならたとえ
タンク満水でも絶対大丈夫。
そんな感じ。
製品寿命が10~15年だとすると後入れで必要十分。

2301221

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