プラモデルと興味と仕分け
昭和40年代半ばのベトナム戦争末期、
プラモデルらしいプラモデルは戦争物。
戦艦、戦車、航空機、全て本物ありき
の製品。当時のプラモデルは今と違い
技術力を要求され過ぎるのが問題。
おかげで手先が少し器用になりました。
昭和40年代終わりの頃、スーパーカー
ブームに突入したので急激に自動車プ
ラモデルが増えた。
その後は電動ラジコンブームに至る。
私の場合はプラモ趣味がそこで終った。
少し年下の人たちだとプラモデルのスタ
ートラインがガンダムという世代。
ガンダムでスタートした世代の人たちは
「ミニ四駆」という世界も経験している
(私は全く知らない)。
ガンプラも時々頼まれて作ってはいまし
たが、なぜか気合が入らない。戦争物と
同じはずなのに。不思議。
そして興味もわかない。
アニメは好きなのだけどプラモが駄目。
何故だろう?と思っていたのですが、
40歳も過ぎた頃にようやく気がついた。
ガンダムが本物じゃないからです。
SF作品、SF小説は好きだけど、
空想の産物に興味が無いという事に気が
ついた。
漫画のアトムは好きだが、
アトムのプラモに興味は無く、
ホンダのアシモのプラモなら楽しい。
戦艦は好きで、
戦艦大和のプラモは好きだが、
宇宙戦艦ヤマトのプラモに興味が無い。
飛ばせる竹ひご飛行機を作るのは好きで、
飛ばない航空機のプラモも好きだけど、
エリア88のプラモに興味が無い。
DMC・デロリアンは好きですが、
BTFに登場するタイムマシンのデロリ
アンに興味はありません。
凄くシンプルだけどそういう話。
目の前の品物は本物か偽物か。
興味の対象を無意識で自動仕分けして
いたという事、多分小学生のころから。
だから「アニメキャラクターのライブ」
に全く興味がわかない。
アニメは創造物、全てが偽物。
それをして偽物・本物で区別するのは少し
無理があるかもしれませんが、そういう
分類で全てが仕分けできました。
私は予想以上に単純な人間だったという結論。
さあ、みんなも、考えよう(違)
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