ル・マン雑感
昨日のル・マン24時間レース、
1位フェラーリと2位トヨタのタイム差は、
21時間走り切った時点で10秒少々。
その後トヨタの自損事故があり、
ほぼ1ラップ近くに差が広がる。
その後、各社最後のピットストップ。
トップを走っていたフェラーリのエン
ジンに火が入らない。パソコンで言う
ところのシステム再起動が必要な状態。
ピット停止で時間が1秒2秒と過ぎていく・
あのシーンでエンジンに火が入り、
トップのままでコース戻れると言うのが、
フェラーリが今まで積み上げたレースの
歴史そのものかもしれません。
決して人の不幸を喜ぶような人間になって
はいけないと思っていますが昨夜は除外。
日本中で多くの人たちが、
「良し!あと少し、そのまま動くな」と
念を送ったはず。
念は叶わずフェラーリの優勝。
もし、もしも、
TOYOTAがレース直前に37kgウエイト増し
をうけなかったら勝っていたかも(妄想)
後続車の追突事故が無ければ1-2で100周年
のゴールを切っていたかも。
結果だけをみると、フェラーリより僅かに
不利だった程度なので、欧州白人お祭りレ
ース100周年記念としては良い結果。
楽しませてくれた素晴らしいレース。
レース経営側としても、100周年記念レー
スの優勝を日本企業に持って行かれず、
レースのワクワク感も高揚できて、
興行としては成功。
つまり、妥当なウエイト加算だった。
ルマンに限らず、
自動車レースは白人お金持ちの道楽。
日本人は白人以下の位置にいないと叩き潰
されます。
それが欧州の興行。
ノルディックスキーとかスキージャンプと
同じ話。
という事を考えると、
結果的に来年からの予選は、
不条理なウエイトハンデを回避するために、
予選では各社三味線をひくはず。
それで今後面白くなるかどうかは謎。
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