在宅勤務で企業が得たもの
在宅勤務(テレワーク)と言う働き方。
取引先のテレワーク日数がだんだん減ってきたので、
ようやく世間がどういう状況だったか見えてきた。
成果が出る人は出勤以上圧倒的に成果を出し、
成果が出ない人は出勤の60%位の成果で、
出勤しても60%位の仕事しかしていなかった人は、
軽く30%以下になる、下手すりゃ有給。
理由は多分単純で、
「自分で責任をもって決断できる人」は成果を出せ、
「誰かに聞かないと判断できない人」は少し落ちて、
「人に決めてもらって仕事をしていた人」は出来ない。
そもそも常日頃から出来ない人の場合、上の人間は
有給のつもりで在宅勤務を命じていたかもしれない。
・
小さなうちの場合、
在宅と出勤の違いは、
「作業中画面を時々見るか見ないか」の違いなので、
私が画面を見なくても良い仕事の場合は、
会社だろうが自宅だろうが仕事の進捗に差は無い。
結局、
自己管理できる人だけ成果が上がったのかもしれません。
私は自己管理が苦手ですが、従業員は自己管理が上手な
人ばかりなのでたまたま上手く回った。
資本は経営力と営業力、
資産は従業員と言う人だと言う事が、
中小企業の人たちに「あらためて」明確になった。
大企業もそれに気がついたので、
従業員への対応が少し変化している気がします。
会社を伸ばすも殺すも従業員次第。
そしてその従業員には能力差がかなりあるので、
適材適所で持ち得る能力を存分に発揮してもらえる
場所を用意するのが会社の仕事。
会社が一番難しいのは、
出来る人から不満が出ない様に、
出来ない人の仕事をコントロールする事。
仕事が出来る人は何時でも何処でも出来る。
仕事が出来ない人は人のじゃまをしなければ良い。
よく言われる「懲罰的に見える人事異動」は、
往々にして「そこにいたら他の人に迷惑になる
ので会社は仕方なく異動させた」のだけど、
異動させられた本人が現実に気がつかないのが、
話がややこしくなる原因。
コロナウイルス騒動は色々な物をあぶりだしてくれた
ので、無価値な3年間では無かったのが現実。
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