変わらないものを変える
会社の160プロボックスのステアリングを、
加工業者に出して革巻き加工しようと思い、
繋ぎの交換用に昨夜ヤフオクを彷徨うと、
想像をはるかに超える出品があった。
ヤフオクに出品が多い部品は・・
たぶん、多くが雑に使われる営業車だから、
事故でエアバッグが開いて廃車になり、
スクラップ業者が出品するから(多分)
エアバッグが開いた事で、
「助かった」幸運なステアリング。
エアバッグが開いたけれど「死んだ」不運
なステアリング。
エアバッグが開いて幸運にも助かったけど、
運を使い果たした部品(妄想)
新品部品を買うほどの気持ちも無い。
皆が使う会社の車。
と言う事で、
ボロになった時に考えよう(問題先送り)
世の中には、
人が死んだ部品でも気にならない人はいるし、
確実に人が死んだことを知っていても、
修理して車や二輪を売る人もいる。
借家を借りるときに家賃が安いから事故物件
を探す人はいる、
事故物件を隠したいから、一度転がしてから
売ってしまう悪意満々の不動産屋もいる。
世の中人ぞれぞれ。
ビッグモーター問題も同じで、
客の無知に付け込むのは昔の訪問販売と同じ。
客の戸惑いを強引に押し切ってしまうのも同じ。
店と客の関係は何の進歩もしていない、
お互いに。
例えば近い将来ビッグモーターが倒産しても、
前社長親子は金銭的被害を被らず、
財産を丸々残すことができるのも昔と同じ。
ビッグモーターの従業員には可哀想だけど、
高給につられてそういう経営者を選んだ
のは「自分」なので、諦める。
自分が変わらないと、世の中何も変わらない。
たとえば前職歴がビッグモーターだったら、
「給料で悪に魂を売れる人間」と判断して、
雇う事は無い気がする。
それが会社を守る唯一の手段。
変わりたいが変われない。
人は変われると信じたいが信じられない。
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